ブローチが好きで、こつこつ集めています。きっかけはなんだったのかよく覚えていないんですが、たぶん誰かの素敵なスタイリングに影響されたのは間違いないです。
フィクションだと「赤毛のアン」でマリラの宝物である紫水晶のブローチ事件なんかは印象深いエピソードですね。あとはちょっとブローチ扱いではないんですが、ウェス・アンダーソンの「ムーンライズ・キングダム」※のボーイスカウトの男の子たちがいっぱいワッペンつけてたりするのもかわいい。
6cmくらいある大き目のブローチ、そして量産型ではないもの(かつての量産型であることは否めないのですが)って実はなかなか出会えないです。古着やさんを回ったりするより実はネットオークションで手に入れたものが多いです。
集めたのでつけたいのですが、わりとバランスが難しい。合わせは感覚で選んでいるのですが、なんでこの生地のこの形のジャケットにこのブローチなのかを言語化したいと思います。
祖母からもらったスーツなのでかれこれ40~50年くらい昔に作られたもの。肩のあたりを見ていただけるとわかると思いますが、かなりコンパクトで形が美しい。7~9号です。揃いのスカートもあり、生地はレーヨンと麻。軽やかで春~秋らしい素材。
肩パッドはほんの少し入っています。なで肩で肩回りが貧弱なため、この形はかなり体に合っていて好きです。おなじ形でスーツ作りたいくらい。
ダブルできちんとした印象なので、それをあまり邪魔しないけどかわいさを出したいなと思って、偏光ガラスのブローチにしました。
他に合いそうなやつはこのへんかなコーナー
さっきかなり大きいブローチが好きと言いましたが、このジャケットは繊細な印象なので、モダンなデザインより、小さめのアンティークやヴィンテージアイテムが合う気がします。
帆船のブローチは立体的でかわいいですが、手をひっかけると痛い。
このジャケットは薄手で色も形も面白いです。作務衣感があるとも言いますが…。かなり形がモードなので個性のあるアイテムが似合う。
母からもらったコーデュロイのジャケット。革のくるみボタンを付け替えたりして長く着ています。これもたぶん30~40年前のもの。
虚無の目の馬ブローチは、ロンドンのヴィンテージショップでぼったくられながら買いました。
トラッドなジャケットなので、とことんクラシックなつくりのブローチだと正統派になります。おもしろ動物がちょうどよい気持ち。
これも昔ネットオークションで買ったやつ。デニムジャケットが肩に膨らみをもたせていてかわいいので、かわいさをさらに盛りました。
このジャケット、ウエストマークするとかなりかわいいです。
トライバルというか、土っぽいアイテムが似合いそうです。きれいめより変わり種がいいな。
ブローチの話に飽きてきたのでスカーフの話なのですが、ブローチよりスカーフのほうが上手に使っている人が多い気がします。アテンダント系にならないスカーフの使い方を実践したいです。
ラベンダー色のZARAのジャケットはこれだけでも派手なのですが、色がぴったりだったので…。
ここまで書いてあまり最近熱心にブローチ集めをしていないので、またあれこれ探したいです。おしまい。
余談
※ピンタレストであげてた昔の写真
昔の方がおしゃれがんばってたな